レイコの日記 生活に「自然」を取り入れる

四季を感じながら生活したい!   平成23年1月 << 25号 手造りワイン編 >>


 みなさん、こんにちは。そして、あけましておめでとうございます!

 そうよ、気づけば新年1本目ですもんねー。去年の年末の怒涛の2本アップで、あんまりそんな感じがしないけど…オホホホ。今年も『レイコの日記』を、なにとぞよろしくお願いいたしますね♪

 …と、新年のご挨拶をしたそのすぐ後になぜ!?ってことは自覚しつつも、今回まずは去年の11月のお話から始めちゃったりします。(笑) 今回の内容に関わることなので、お許しくださいませ〜。
 思い起こせば去年11月。実はこのときも『レイコの日記』を書き上げようと思ってたんですわ。でも、結局アップできなかったんですの。
 言い訳しちゃうと、この時期ちょっと落ち込んだりすることも多かったり…しかも、8年周期でやってくる顔のアトピーが出ちゃって、もぉーかゆくてかゆくて毎日掻いてましたのよ…。原稿を「かいて(書いて)ました」だったら良かったのにぃー! って、私ってばまた何か言い出してますけど、さらっと無視していただいて…(オホホ)

 それで11月は何を書こうと思ってたかっていうと、やっぱり11月といえばボジョレー・ヌーヴォーよねぇ⇒ご近所のキンモクセイの良い香りが街を染めてるわぁ⇒そうだ!桂花陳酒でも作ってみようかしら! という流れで桂花陳酒造りを思い立ち、さてさてどうやったら良いのかしら…??とネットで調べ始めていたんです。

 そうしたら!!『お家で手作りワインをつくってみませんか』という文字が目に飛び込んできたんですの。えええっ!?ワインを!?家で!?手造り!?!?桂花陳酒の作り方探しはどこへやらで、私はすっかりそのサイトの虜に。
 それをきっかけに、手造りワインに挑戦!と相成りました。今回はそのお話です。
なんと!とうとうワインまで手造りに…(オホホホ)
 アウベルクラフトさんと二人三脚!ワイン造りのはじまりはじまり〜
アウベルクラフトさんのホームページ。リンクを貼っておくので、よろしければご覧になってみて〜  そのときに見つけたのは、『アウベルクラフト』っていう会社さんのサイトだったんですけど、いろんなものを手作りするキットを売っていて、楽しい時間をご提供〜って感じが伝わってきて、ついつい興味シンシンでじーっくり見ちゃいましたわ。
 本当にいろんなものを売ってるんですよー。チーズやビールなんかの手作りキットでしょ。それにハンモックや露天風呂の販売まであったり。広ーくアウトドアで楽しめるようなものや手作りできるキットを扱ってらっしゃるみたい。

 それで、そのサイトに載ってるワインの造り方を見てみたら、『生きている酵母はとても体に良くて、ワインは簡単に造れます』という旨の話が書いてありましたの。
 このページを前からお読みの方はよくご存知のとおり、無類の実験好きの私。そして、今はアトピーになって苦しんでいる私…こ・れ・は!!ゼヒやってみたい〜!!!
 あああ〜でもどうしよう…失敗したら値段的には痛いわぁ…でもここには簡単って書いてあるし…と1週間悩みに悩んで、えぇいっ!やっぱり申し込む!! と思い立った時点で、無情にも『発酵させる瓶が船便で郵送中で品切れ中』という表示が。(涙)
 いやーん!いつなら買えるの!?といてもたってもいられず電話をかけたところ、優しいおじさまが対応してくださって、そういうことなら『予約』というボタンをホームページの中に作りますのでそちらから明日にでも申し込んでください、というお返事が。
 …えええっ!?!?!?わわ私だけのためにそんなことしてもらっちゃってよろしいのかしら!?!?と大感激。翌日サイトを見にいくと、ちゃんと予約ボタンがありました。わーっウレシイわー!早速、予約予約♪

 それから2週間ぐらいして、『明日、お届けします』というお知らせメールが。とうとう我が家にワインキットが来ましたよ!!

 箱を開けてみると、大きな瓶と濃縮ぶどう果汁の缶詰、ワイン酵母、それから説明書。よし!説明書に書いてある通りにセットして、造り方を参考にしながら、すぐに仕込み開始よ!
送られてきたキットはこちら。スプレーボトルは消毒用にこちらで用意しました
ワイン酵母を入れているところ。酵母はお湯で活性化させてから入れますの  まずは瓶を洗って、お水と濃縮ブドウ果汁と砂糖を入れて、ワイン酵母を入れて…と。

 瓶の蓋はコルクなんですけど、それに変わった形のものが刺さってるの。2つの管がくっついているようなものなんですけれど、その管になっている両方の部分に水を半分ずつ入れるんですって。

 そうしたらあとは発酵を待つばかり… って、ほ、本当に簡単…これでワインって出来ちゃうの!?
 次の日。蓋をセットしたときには両方均等に水を入れたはずの蓋の管を見ると、…えっ水位が傾いてる!?
 わーっどうしよう!?変なことになっちゃったー!慌ててコルクを持ち上げたら、同じ高さに戻りました。ホッ、良かった☆
 …が、少しするとまた傾いてるし!どうしてなのぉ〜、と思いながら数回直したところで、どこからか天の声(笑)が。
 『何回もそうやっていると雑菌が入るよぉ〜。それは雑菌が入らないためにパスツールが考え出した蓋なんだよぉ〜。水が蓋の役割を果たしてるんだよぉ〜。「もやしもん」っていうマンガ読んだほうがいいよぉ〜』

 …そうよ!何年前だったかしら。駅のホームで『菌類のふしぎ展 国立科学技術館』ていうのを見かけて、生物大好き人間の私は速攻で行ったんですよ。
 冬虫夏草とか光るきのこも見たんですけど、オリゼーや大腸菌をキャラクターにしたマスコット人形もいっぱい飾られていて、これは何かしら〜?と思いながら最後まで見ていくと、『もやしもん』というマンガとのコラボで菌類の不思議を伝えた展示だったんです。ああ、菌類のマンガだったのね!
管の下のほうをつないでいる部分をご覧になってみて!お水が偏ってるのが見えるかしら…?
『もやしもん』のキャラクターと手造りワイン。酵母は生きている!  そういえば、いま広州にいるお友達のひろこさん(『レイコの日記』21号の「中国便り」で取り上げさせていただいた方です)が、竹田さん(私が敬愛するカリスマ主婦!11号などをご参考に)宅で一緒にお料理などを教わっているときに、「いま『もやしもん』という菌類の話のマンガにはまっているの〜」と言っていたんだったわ。ナルホドこれなのねー。
 マンガの中で味噌を作ったりとか、ワイン編やビール編もあって、案外ためになりそうな内容って話だったんですけど、私は比較的マンガそのものが苦手なので、その頃は読もうと思わなくて。
 今はアニメになってるんですよね?それなら私も楽しめそう〜。菌のことを考えるようになってからは、自家製の味噌をかめから出すときなんかに、『ウチの味噌にもオリゼーがいるのかなー?』なーんて思いながらやってて、ちょっと楽しくなっています。

 『もやしもん』を読むと、この蓋の意味とかわかるんですよ。私ってば全然知らなくて、どんどん開け閉めしちゃってた。アブナイアブナイ…
 この蓋の管に入ったお水なんですけど、外から菌が入らないようにしつつ、中の空気を逃がす役割を果たしてるんですって。
 ワインが発酵してくると、瓶の中に空気が溜まって来て、それがぽこん…と出て行くんです。発酵の音、っていうのかな。そのたびに蓋のところから、ほのかなパンの発酵の香りがするんですよー。発酵の香りって、案外みんないっしょなのかしら。
 発酵中の彼ら(ワイン酵母ちゃんたち)の声を聞いてみましょうか。『あー出ちゃったー』『デンプンを糖にかえます。デンプンを糖にかえます』って感じかしら。(笑) ぽこん…という音で、まるで『発酵中…発酵中…』と言ってるみたいなの。
 夜遅くに一人で本を読んでいても、ぽこ…ぼこぼこ…って音がすると、なんだか一緒に夜更かししているみたいで、とても楽しい気持ちになっちゃったり。…ん?アヤシイ人じゃないですよ??おほほほ。
発酵が始まるともうブクブク状態!
発酵が終わったら、瓶に移しかえます。ワクワク…  お楽しみはそれだけじゃなくて、ときどき味見しては「まだ甘いわー」なんてやったりもするんです。なんだかジュースみたい〜、って飲み過ぎちゃったりして。ああダメよ、これじゃ出来上がる前に飲み終わっちゃう!(笑)
 説明書によると、発酵終了の目安は「甘みがなくなったら」だそう。甘みがなくなるっていうことは、つまり「酵母の食べ物がなくなった」ってことなのかな?
 もう一つの目安としては、このパスツールの特殊な蓋がぽこぽこいってるのがおさまって、2つの管に入った水の高さが同じになり始めたら、ですって。それが見た目にもわかる『瓶に詰め替えます』という印になるんですね。

 うん、ウチのも発酵が終わったっぽいわ。よーし、瓶につめてみよー。ちょっと飲んでみよー。…ん!ちょっと炭酸ぽくって美味しい☆
 ワタシ的はこのままの味でもOKなんですけど、瓶の中で熟成させるためには、「ラッキング」という瓶の空気を逃がすための作業をする必要があるそうです。
 瓶に移したワインにスプーン1杯の砂糖を入れると、ジュワー…っと泡が出てくるの。もう食べ物がなくなってお休みしてたワイン酵母ちゃんたちが、わーご飯だー!って食べているんでしょうねぇ。酵母が生きているって本当なんだわ。そうすることで瓶の中に残っている空気を押し出してから蓋をして、あとは熟成を待つばかりです。
 人間にとっては大事な酸素ですけど、植物たちにはあまり良くないものなんですよねぇ。地球の陸地も、鉄が酸化してあんなに大きな陸ができたっていう話ですもん。酸素によって、崩れたり衰えたり…って、なんだかスゴいスケール。
ラッキングのために、砂糖を1さじ。ジュワー…ってなるのが楽しい☆
 今回、なにせ初めてのワイン造りなので、キットを注文したアウベルクラフトの方に、いろんなことをよく質問してるんですよ。
 質問は私以外からもたくさん来るみたいで、それなのにとても丁寧に教えてくださるの!私は勝手に「お友達になっていただいたわ☆」なんて思っているのですが、すみません〜。(笑) もうほとんど“メル友”状態ですわ。
 私の質問に答えてくださっているのは「マーベルさん」という方です。あ、日本の方ですよ?とても親切にしてくださるので、私マーベルさん大好き!…なーんて、おばさんの私に言われてもーって感じの告白ですね。オホホホ。あーあ、楊貴妃が不老長寿の薬を求めた気持ちがわかるわぁ。私の顔や体は段々地球にひっぱられて、ヒドイことになってるしー。地球さんそんなにひっぱらないで… じゃなくて!地球に負けないように運動して筋肉つけて対抗しなくては!…あれれ?なんの話でしたっけ??(笑)
コルクをつめる機械。ぐにーん、とコルクを押し込みます  えーと…そうそう!質問質問!!
 私からの質問内容は毎回いろいろなんですけど、今回は、さっき瓶詰めしたワインが、飲んだときに炭酸っぽかったので、それでも瓶詰めして大丈夫なのかしら?って訊いてみたんです。
 そしたら、『まだ炭酸があるなら発酵中だと思います』とのこと。えーっどうしよう!?もう瓶詰めしちゃった!!(←質問するタイミングが遅いのよ…)

 瓶の蓋をコルクで締めたものが1本と、普通にグルグル回す蓋の瓶に詰めたものが2本。まだ発酵してるとしたら、コルクのほうはちょっと危なそうですよねー。様子を見ておかなくては。
 …と思って数日。うーん…なんだか、コルクが浮き上がってきているような…??(悩) 気のせいかしら?コルクの高さを測っておけば良かったわ。急にポンッ!ってなったらどーしよう!?
 発酵の力をあなどっちゃいけません、って話なのよねー。
 ああそういえば、前に天然酵母のパンを作りたいと思って竹田さんに相談したら、リンゴの皮を使って酵母菌を作ってパンに混ぜたんです。さっすが竹田さん!
 私も干しぶどうで天然酵母を作ったことがあるんですよ。それとワイン酵母とは違うと思うんだけど、同じぶどうだし使えないのかなぁ。またマーベルさんに訊いてみよー♪…って、まったくあれもこれも質問しまくりでいい迷惑かも…ごめんなさいませね。(汗)

 実は、ウチのスタッフのお父様が酵母の研究をなさっていて、昨年の暮れに見学に行かせてもらったんですの。そのとき試験管が2つついたようなこの謎の蓋を一生懸命説明したら、「それはパスツールが発明した蓋だと思うよ」と言われて、そのまんま知っているように今回書いちゃいました。何を隠そう、得たばかりの受け売りの知識なんですの。エヘヘヘ☆
レイコ特製の手造りワイン。いまレイコム社内にございます♪
 いかがですか?ワインも手造りできちゃうって、ビックリですよねー!もしご興味あるようでしたら、ぜひチャレンジしてみてくださいませ!私もなんだかんだで、もう何回目かの仕込みにかかってますのよ…オホホホ♪ いま瓶に入れて熟成中なので、お味見の時に飲みましたら、またお知らせいたしますねー。酸化防止剤を入れていないので、1年以内に飲むほうが良いそうなんですけど…絶対に1年も待てませんわ!せいぜい3ヵ月!(笑)

 さてさて、次回は2月にアップできるように準備しますわね。2月といえば、恒例の味噌作り!今年もやりますわよー。麹も大豆も買いましたし!
 でも、そうねぇ…『レイコの日記』は何にしようかしら…?うーん、節分…立春…バレンタイン…??ちょっと考え中です。なーんて言ってるうちに、3月になってたりして。オホホホ。次の号が3月になってたら、私の予言が的中した、ってことですから!…って、もぉっそんな予言してどうするの!?(笑) すみません〜。期待しててくださいませ!ではでは、今号もお読みいただいてありがとうございました!
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