この蓋の管に入ったお水なんですけど、外から菌が入らないようにしつつ、中の空気を逃がす役割を果たしてるんですって。
ワインが発酵してくると、瓶の中に空気が溜まって来て、それがぽこん…と出て行くんです。発酵の音、っていうのかな。そのたびに蓋のところから、ほのかなパンの発酵の香りがするんですよー。発酵の香りって、案外みんないっしょなのかしら。
発酵中の彼ら(ワイン酵母ちゃんたち)の声を聞いてみましょうか。『あー出ちゃったー』『デンプンを糖にかえます。デンプンを糖にかえます』って感じかしら。(笑) ぽこん…という音で、まるで『発酵中…発酵中…』と言ってるみたいなの。
夜遅くに一人で本を読んでいても、ぽこ…ぼこぼこ…って音がすると、なんだか一緒に夜更かししているみたいで、とても楽しい気持ちになっちゃったり。…ん?アヤシイ人じゃないですよ??おほほほ。 |
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お楽しみはそれだけじゃなくて、ときどき味見しては「まだ甘いわー」なんてやったりもするんです。なんだかジュースみたい〜、って飲み過ぎちゃったりして。ああダメよ、これじゃ出来上がる前に飲み終わっちゃう!(笑)
説明書によると、発酵終了の目安は「甘みがなくなったら」だそう。甘みがなくなるっていうことは、つまり「酵母の食べ物がなくなった」ってことなのかな?
もう一つの目安としては、このパスツールの特殊な蓋がぽこぽこいってるのがおさまって、2つの管に入った水の高さが同じになり始めたら、ですって。それが見た目にもわかる『瓶に詰め替えます』という印になるんですね。
うん、ウチのも発酵が終わったっぽいわ。よーし、瓶につめてみよー。ちょっと飲んでみよー。…ん!ちょっと炭酸ぽくって美味しい☆ |
ワタシ的はこのままの味でもOKなんですけど、瓶の中で熟成させるためには、「ラッキング」という瓶の空気を逃がすための作業をする必要があるそうです。
瓶に移したワインにスプーン1杯の砂糖を入れると、ジュワー…っと泡が出てくるの。もう食べ物がなくなってお休みしてたワイン酵母ちゃんたちが、わーご飯だー!って食べているんでしょうねぇ。酵母が生きているって本当なんだわ。そうすることで瓶の中に残っている空気を押し出してから蓋をして、あとは熟成を待つばかりです。
人間にとっては大事な酸素ですけど、植物たちにはあまり良くないものなんですよねぇ。地球の陸地も、鉄が酸化してあんなに大きな陸ができたっていう話ですもん。酸素によって、崩れたり衰えたり…って、なんだかスゴいスケール。 |
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